🌊 水害に備える — 杉並区の防災情報を「見るべき順」に
区が公表している水害の情報(ハザードマップ・警戒レベルごとの行動・避難所と開設順・情報の受け取り方・ライブカメラ・助成・直近の大雨の記録)を、区公式ページと PDF(一次)から出典と時点つきで整理しています。評価や推奨は加えていません。
📘 かんたんに: 杉並区の水害の情報を、本サイトでは ①
想定(自宅がどれくらい浸かりうるか = ハザードマップ)→ ②
伝達(警報や水位をどう受け取るか)→ ③
行動(いつ・どこへ避難するか)→ ④
現況(大雨のいま、雨と川はどうか)の順に整理しています(区のマイ・タイムライン編も「自宅の色 → 避難先 → 入手したい情報」の順で案内しています)。
区は「浸水深 2m」「0.5m」を行動や助成の分かれ目にしています。
地図や施設の位置を 3D の地形で見たいときは
水害地形 3D ビュー(本サイトの別アプリ) へ。
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① 想定 — 自宅の色を知る(わが家の水害ハザードマップ)
📘 かんたんに: ハザードマップは「とても大きな雨(1時間に 153mm・合計 690mm)が区全体に降ったら、どこが何 m 浸かりうるか」を色で示した地図です。東京都が計算した図(2018年)を元に区が作り、直近では 2026年3月 に改訂されました。区のマイ・タイムライン編は、作成準備の最初に「自分の家は何色? 想定される浸水深さは何 cm?」を確認するよう案内しています。
📖 このページに出てくる言葉(かんたんな言い換え)
- 外水(がいすい) = 川の水があふれること(洪水) / 内水(ないすい) = 下水道や側溝で雨水をさばききれず、まちの中に水がたまること
- 越水(えっすい) = 川の水が堤防を越えること / 溢水(いっすい) = 堤防のない川で水があふれること。区の計画は両方を「氾濫」の目安にしています
- A.P.(荒川工事基準面)= 東京の川の水位を測る基準の高さ。「番屋橋 34.10m」はこの基準からの高さで、海抜(T.P.)とは約 1.1m ずれます
- 垂直避難・屋内安全確保 = 外に出ず、建物の 2 階以上など高い場所に移ること / 立ち退き避難 = 避難所や親戚宅など別の場所へ移ること
- 揚家(あげや) = 家をジャッキで持ち上げて基礎を高くする工事(高床化の一つ)
- 拡声子局(かくせいしきょく) = 防災行政無線の屋外スピーカー(電柱型の放送塔)
- JIS 止水性能 Ws-3 = 止水板の水の漏れにくさの規格。防水板の助成はこの等級以上が条件
- 水防法14条の2 の雨水出水浸水想定区域 = 「内水」で浸かる範囲を国や都道府県が法律に基づいて指定するもの。杉並区は未指定 / 宅地建物取引業法施行規則 = 不動産の売買・賃貸で説明が義務づけられる事項を定めた省令
- 洪水予報河川・水位周知河川 = 川の種類。前者は国や都と気象庁が水位の予報を出す川、後者は都が危険な水位に達したことを知らせる川
🎥 区の解説動画(区公式チャンネル)
② 伝達 — 警報・水位・雨量をどう受け取るか
📘 かんたんに: 区は「メール」「電話(人工音声)」「防災行政無線」「川沿いのサイレン」「SNS」で情報を出します。メール配信に登録すると、区内の川の水位や雨量が基準を超えたときに知らせが届きます。メールが使えない人向けに電話で知らせるサービスもあります(事前登録)。
③ 行動 — 警戒レベルと、いつ・どこへ避難するか
📘 かんたんに: 「警戒レベル」は 1〜5 の段階で、1・2 は気象庁、3 以上は杉並区が出します。レベル3で高齢者など避難に時間がかかる人が避難を始め、レベル4で危険な場所から全員が避難、レベル5はすでに災害が起きているか目前で、建物の上の階へ逃げる段階です。区の資料は「順番どおりに出るとは限らない」「出ていなくても危険を感じたら避難」と注記しています。
🔁 気象庁の情報名の新旧対応(2026年5月29日から)
📐 区の地域防災計画(令和6年修正)が定める「川の水位の基準」と「避難情報を出す目安」
📘 かんたんに: 区は、神田川・妙正寺川・善福寺川それぞれに「この橋でこの高さまで水が来たら」という基準の水位を持っていて、その水位に近づく予想が出たとき(レベル3)、達したとき(レベル4)、あふれたとき(レベル5)を目安に避難情報を出します。調節池(地下の巨大な貯水槽)が 9割たまることも目安に入っています。区は「区内はほとんどの地域で浸水深 2m 未満」として、2階以上への垂直避難を基本に考えています。
🧭 避難先の判断フロー(区の資料の 2 つの数値で)
🗓 マイ・タイムライン(事前に決めておくこと)
📞 連絡の目安 — いつ・どこへ知らせるか(電話しすぎず、誰も知らせない状態も避ける)
区・都・国・通信事業者の公式ページの記載を「いまの状態」ごとに並べ直したものです。本サイトは市外局番つきの電話番号を載せません(全国共通の短縮番号のみ)。番号は各出典で確認してください。
🏫 避難所(開設順 A→E)・土のう置場・地下街等
📘 かんたんに: 水害の避難所は 23 か所で、原則 A → B → C → D → E の順に開きます。避難前に開設しているか必ず確認(区ホームページ・すぎナビ・区役所へ電話)。浸水深 2m 以下で自宅に 2 階以上があれば「自宅の 2 階以上」も区の資料が示す避難先です。避難所の点は区のオープンデータ(指定緊急避難場所一覧)の公式座標、土のう置場・地下街等は住所からの推定位置です。
🏫 水害の避難所と「地震のときの避難場所」は別(区オープンデータ 指定緊急避難場所一覧)
📘 かんたんに: 上の 23 か所は「大雨や川の増水のとき」に区が開ける避難所です。地震や大きな火事のときの避難場所(指定緊急避難場所)は 75 か所あり、多くは区立の小中学校です。同じ学校でも「水害では使わない」場所があるので、災害の種類ごとに行き先を確認しておきます。地図の「地震・火事のみ」を表示すると違いが分かります。
🧱 土のう置場(土のうストッカー・17か所)
🧰 土のう・簡易水のうの使い方(区の資料に書かれている範囲)
🚇 洪水浸水想定区域にある地下街等・注意を要する場所(15か所)
④ 現況 — 大雨の日に見るもの
📘 かんたんに: 大雨のときに見るものとして、区は河川ライブカメラ(映像)と杉並区気象情報(川の水位・雨量の数値)を案内し、「自宅から近い観測局で雨の量や河川の水位・河川状況を注意しておきましょう」としています。気象庁のページでは警報・注意報と「キキクル」(危険度分布)が見られます。
📹 河川ライブカメラ一覧(番号は区の配置図)
☔ 直近の大雨(区の発表から)
📘 かんたんに: 2026年8月22日の夕方、杉並区に大雨警報が出て、善福寺川と神田川がレベル4「氾濫危険警報」になりました。区の計測では相生橋で 1 時間に 57mm。区が確認した分で床上浸水 5 件・床下浸水 6 件などの被害がありました。区は 8月26日 に状況・被害箇所図・雨量の資料(PDF)を公表しています。
🏠 住まいの対策(助成 3 制度)と、被害にあった後の窓口
🧹 被害にあったときの窓口
🗓 日ごろの備え(区の資料から)
⛰ 土砂災害・要配慮者利用施設
🗺 隣の自治体のハザードマップ(区境にお住まいの方へ)
同じ都の想定図をもとにしていても、避難所や配色の表し方は自治体ごとに違います。区境の方は隣の自治体のものもあわせてご覧ください(練馬区が区ページで隣接自治体のマップを案内しているのにならいました)。
各自治体のハザードマップは 東京都建設局「洪水ハザードマップ」(23区26市2町1村のリンク集)と 国土地理院 ハザードマップポータル(重ねるハザードマップ・わがまちハザードマップ)からも辿れます。
📝 所見(本サイトの整理・区の資料の内容ではありません)
📦 出典(区公式・一次)
各項目の右下の「出典」はこの一覧の資料です。PDF のうち学習面・地図面・タイムライン・日ごろの備え・土砂災害ハザードマップは文字情報のない画像 PDF のため、内容は転記のうえ本サイト側で画像を目視して照合しています(「目視照合済」と表示。照合日はデータに記録)。それ以外の文字列(施設名・住所・電話番号・金額・基準水位・8/22 の数値など)は生成時に区ページ・PDF の本文と機械照合しています。構造化データは データ・出典 からダウンロードできます。